肩と肘とスポーツ整形外科 バーチャルクリニック「PRP外来が始まりました」

PRP外来が始まりました

7月から大久保病院でPRP外来が始まりました。
PRPとはplatelet-rich plasmaの略で、日本語では多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)と言います。
PRPは血液から血小板を濃縮することにより作製し、血小板に含まれる活性の高い成長因子を多く含みます。
この成長因子の効果により、組織の修復が早まったり、治りにくい組織の修復が期待されます。
この効果を利用する治療方法がPRP療法です。
ヤンキースの田中将大選手やエンゼルスの大谷翔平選手が右肘の靱帯損傷に対する治療としてPRP療法を行ったのは記憶に新しい出来事です。
適応疾患は、野球肘(内側側副靭帯損傷など)、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)、変形性膝関節症、アキレス腱炎、足底腱膜炎、肉離れなどいろいろあります。
治療を希望される方は、関節センターへの予約をお願いします。
 
PRP外来のホームページ