2016/9/23~25 FMS(Functional Movement Screen)Level1 and Level2 ライセンス認定ワークショップに参加
FMSとは7つの基礎的動作を評価することで、身体の機能的な問題をスクリーニングするツールです。
そして、その評価に基づいて機能的問題を改善するためのエクササイズがシステマティックに導かれます。
普段我々は、スポーツ選手の身体を評価する手段として関節の可動域や筋力などの小さなセグメントに目が奪われがちです。
しかし、スポーツ選手にとって大切なのは「動き」であり、その「動き」を評価することによって、より実戦的な機能的問題が明らかになるはずですし、パフォーマンスアップへの戦略へもつながるはずです。
ところが、「動き」を評価するのはすごく難しく、経験とセンスが必要となります。
そのため、一部の経験豊富なセラピストのみが獲得できる職人技みたいな世界でした。
それを、誰でも同じように評価でき、治療に結びつけることができるツールがFMSです。
今後、どのように当院へ導入すべきかは考える必要がありますが、スポーツ障害へのアプローチや、チームへのメディカルサポートが大きく変わる第一歩になったと思います。